物件取得と改修で1,000万円台の店舗併用住宅。兵庫県から京都市北部へ移住し、中古物件を活用してカラダもよろこぶパン屋さんを開業
京都市北部の山間地域である京北、大きなイチョウの木が目印となる「慈眼寺」のほど近くに、昔ながらの「田の字型」住宅を改修したパン屋さんがあります。カラダもよろこぶパン「Sachi」。控えめな手づくりの看板を見ると、こころがほっこりします。2023年オープンながら、地域の方はもちろん、遠方からも買い求める方が訪れる人気のお店です。 外観はもともとの状態から大きな変化はないものの、入り口のアルミサッシを引くと、大きな梁がある土間の空間が現れ、アンティーク調の棚にはさまざまな形の宝物のようなパンが並びます。レジカウンターの奥に目をやると、真新しいパン焼き窯と古民家が不思議としっくり馴染んでいます。 穏やかな空間の主は渡邊俊和さん。兵庫県西宮市から京北に移住した渡邊さんがなぜ「京北」という地を選び、中古物件を活用してパン屋さんを開くにいたったのか?お話をうかがいました。