朝はコーヒースタンド、夜は銭湯へ。北大路通界隈で成立する職住一体
Kyoto Dig Home Projectのテーマである「価値はユーザーが選ぶ」を実践する人に焦点を当てる「暮らしのディグり方」。今回、話を聞いたのは京都市左京区・北大路で築約90年の元理髪店の建物を改修し、そこに住みながら喫茶と写真屋を営む松井貴之さんです。
松井さんは、北大路通界隈の「居心地の良さ」に強く惹かれ、「朝起きて行きつけのコーヒースタンドに行き、仕事が終われば銭湯へ、休日は鴨川へ」という理想の生活の絵が浮かんだことから職住一体の暮らしを選択したのだそう。
改修は友人とともに手を動かしながら自ら進め、解体現場から引き上げた大理石や古材を再利用。建物の記憶を受け継ぎつつ、住まいと仕事場がひとつにつながる空間をかたちにしました。運命的に出会った建物を引き受け、まちの中で暮らしと仕事を営む松井さん。その選択の背景にあった考え方を掘り下げます。