「半開き」の場所が人と地域をつなぐまでーー住まない・商わない第三の選択肢
二条駅からほど近い路地の奥、築およそ100年のユーズドハウス(空き家)を「月光観測所(げっこうかんそくじょ)」というノートバンクとしてひらく三川夏代さんと田貝雅和さん。前編では、物件との出会いや、江戸時代の天文台にさかのぼる名前の由来、そして最低限にとどめた改修について伺いました。
後編で焦点を当てるのは、借りたあとの話。住むためでも、事業やお店を営むためでもなく、自分を見つめ直すためのノートを預かる。そんな使い方が、お二人にとってどんな意味をもち、京都のまちとの間にどんな関わりを生んだのか。
空き家が余る時代に「住む」「商う」のどちらでもない借り手が、ユーズドハウスに見いだした価値について聞きました。